はい!PKです!(@pkfiretothunder)
今回は、ダウジョーンズ米国好配当株式指数に連動した「DVY」について紹介します!
この記事の結論!
「景気悪化に耐性のある公益事業が25%超の比率で組まれており、配当利回り約5%とインカムゲインを狙う方おすすめ!しかし、経費率0.38%とETFにしては若干高め。総合的には投資価値◎」
PKは2023年3月から、つみたてNISAで「楽天・VTI」を始めた投資初心者!
投資をこれから始めるという方は、以下の投資信託がオススメです!米国株ETFは、2023年6月から購入し始めました!



現在は「HDV」「SPYD」「VYM」に投資しております!

商品の特徴を知るために1つ1つ記事にしていますが、
「どの商品に投資すればいいか分かんない!」という方にも是非見ていただきたいです!
「結局、お金持ってる人がやることでしょ?」なんて思わないでくださいね。
PKもコツコツと毎月投資していますので、その報告も定期的にできればと思います。
そして「PKにできるなら、私もやろうかな!」というマインドになって欲しいです!
参ります!
DVYの基本情報
2023年12月18日現在
正式名称 | iシェアーズ 好配当株式 ETF |
運用会社 | BlackRock |
株価指数 | ダウジョーンズ米国インデックス |
経費率 | 0.38% |
銘柄数 | 99 |
市場価格 | $117 |
配当利回り | 4.98% |
配当頻度 | 四半期毎(3月 6月 9月 12月) |
3年トータルリターン | 10.83% |
5年トータルリターン | 9.02% |
好配当と名前がついているだあって、かなり配当利回りが高いです!
連動している指数が、配当利回りの高い上位100銘柄へ投資する方針です。
経費率0.5%以下なので低い方と言えるのですが、
他のETFと比べてしまうと「10倍くらい高いのか〜」と感覚が狂ってしまってます。笑
また5年トータルリターンも10%近くあり、非常に安定していると言えますね!
上位10銘柄
2023年12月18日現在
アルトリア・グループ | 2.30% |
ベライゾン・コミュニケーションズ | 2.13% |
IBM | 2.06% |
ONEOK | 1.88% |
シーゲート・テクノロジー・ホールディングス | 1.83% |
プルデンシャル・ファイナンシャル | 1.75% |
フィデリティ・ナショナル・ファイナンシャル | 1.69% |
AT&T | 1.66% |
ライオンデルバセル・インダストリーズ | 1.60% |
インターナショナル・ペーパー | 1.58% |
テクノロジー中心のETFだと、上位に10%超の銘柄があったりと偏ってたりしますが、
こちらは、上位でも3%未満と比較的均等に分けられているような感じですね。
業種(セクター)別構成比率
2023年12月15日現在
公益事業 | 26.03% |
金融 | 25.28% |
生活必需品 | 8.91% |
素材 | 8.76% |
一般消費財・サービス | 7.38% |
エネルギー | 5.80% |
通信 | 5.79% |
情報技術 | 5.12% |
資本財・サービス | 3.61% |
ヘルスケア | 2.89% |
キャッシュ、デリバティブ等 | 0.42% |
こちらのETFが他と異なる点、それは公益事業が最も割合が高いことです。
S&P500に連動したETFだと下から数えた方が早く、割合も3%〜5%くらいです。
公益事業の特色として、一時的な景気の後退に強いことが挙げられます!
つまりディフェンシブ銘柄の要素を持っているため、景気に左右されにくいんです。
そして高配当株なので、インカムゲインを狙う方にはおすすめです!
DVYに投資するメリット
配当金をもらいつつ、キャピタルゲインも狙える
商品名の通り、高配当株ETFで配当利回り5%あたりとなっています。
配当利回りに目がいきがちですが、魅力的なのはそこだけではありません!
2003年11月3日$50あたりから開始して、現在は2倍超の$117まで伸びています。
リーマンショックで$30を割り、新型コロナで$105から$69まで一気に下がったりと
一時的ではありますが、いろいろな荒波に揉まれながらも着実に成長をしている商品です。
DVYに投資するデメリット
経費率が他より高く、銘柄数が多くない
配当利回りこそ「DVY」の方が高いですが、同じくらいの価格で「VYM」という商品があり
こちらは配当利回り3%〜4%で、450銘柄へ分散投資をしております。
「分散力が弱いな」と感じる方は、こちらのETFも一緒に検討してみてください!
また経費率も他のETFであれば、0.03%〜0.08%の間に収まっていることが多いです。
経費率が低ければ取られる手数料も少なくて済むので、長期投資をする上で大事なところですね。
PKは「VYM」を毎月一株ずつ購入しております!

二重課税対象
二重課税とは、アメリカで10%の課税がされた後に日本で20.315%の課税を受けます。
例えば、米国ETFに投資しており配当金100ドル(税引前)貰えたとします。
ここから10%米国の課税対象となり90ドルになりました。
その後、日本で20.315%の課税が待っており、90ドルだった配当金が
71.7165ドルに変わって配当金を受け取ります。
※確定申告時、こういった二重課税を調整するため米国に課税された10%のうち
一部または全てを所得税から差し引くことができます。
このことを外国税額控除と呼びます!
さいごに
他のETFは、金融・テクノロジー・一般消費財・ヘルスケアなどの割合が多い傾向にあります。
その中で、公益事業に多く投資をしている点が魅力的だと感じました。
これでも低い方だとは思いますが、やはり経費率が若干高いのかなとも思います。
その点を配当利回りで補うことにより、トントンになるのかな。
人によるところですが、分散しているものの銘柄数は決して多いとは言えません。
メインとしての投資は、全世界株式やVTIなどの分散力がある投資商品を選んで
「DVY」はサブポジションで投資していくのがいいのかなと思いました!
それでは!
出典:Bloomberg
出典:BlackRock