初めて「配当株」買うならこれ!米国高配当株ETF「SPYD」「HDV」「VYM」をまとめて紹介!

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はい!PKです!

今回は「配当株買ってみたいけど、結局何から買うのが正解なの?」という方に

参考になればと思い「米国高配当株ETF」のオススメを3つ紹介します!

PKは、3つとも毎月1株ずつ購入しています!

以前に全て記事にしておりますが「1つずつ見るの面倒だよ!」という方にも

1つの記事で比較しながら見れるのでオススメです!

高配当の米国ETF「SPYD」ってなに?

米国高配当株ETFの「HDV」ってなに?

米国高配当株ETF「VYM」ってどうなの?

参ります!

基本情報

まとめて表にしてみました!

2023年11月4日現在

SPYD HDV VYM
運用会社 STATE STREET社 Black rock社 Vanguard社
市場価格 $34.67 $97.93 $103.81
直近の配当利回り 5.21% 4.11% 3.40%
経費率 0.07% 0.08% 0.06%
銘柄数 78 75 453
配当頻度 四半期毎 四半期毎 四半期毎
設定日 2015年10月21日 2011年3月29日 2006年11月10日
リバランス 年2回 四半期毎 年1回

全てのETFが、四半期毎にもらえます!(3月 6月 9月 12月)

圧倒的経費率の低さ

まず、なんと言っても経費率!

どのETFも低コストで大変助かりますね!

経費率とは運用コストのことです!

例えば、100万円を投資したときに0,07%の経費率だったら

「年間700円管理費用として徴収しますね〜!」というわけです!

これが1%の経費率の場合だったら「年間1万円」を手数料として支払います。

この差は、年間と言えども積み重なったらバカになりません!

投資信託の方が高くついてしまいますが、今回の「米国ETF」に限らず

経費率(管理費用)は必ずチェックしましょう!

リバランスをして比率調整してくれる

各ETFごとにリバランスの回数は違いますが、こちらは大事です!

リバランスとは

複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動することで、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を当初の計画どおりに修正を行います。これがリバランスです。

引用元:SMBC日興証券 初めてでもわかりやすい用語集 リバランス (リバランス)

このリバランスがないと、最初は良くても10年経過した頃には

「あれ?なんか比率が偏ってないか?」という結果を招いてしまいます!

リバランスしてもらえるため、ひたすたコツコツと買い続ければ良いんです!

各ETFの業種別構成比率

SPYD HDV VYM
金融 21.79% エネルギー 22.42% 金融 19.80%
不動産 21.15% ヘルスケア 19.03% 生活必需品 12.80%
公共事業 15.67% 生活必需品 13.64% ヘルスケア 12.50%
素材 8.32% 公共事業 10.47% 資本財 12.10%
エネルギー 7.17% 通信 9.47% エネルギー 11.80%
ヘルスケア 6.93% 情報技術 9.22% 一般消費財 9.00%
生活必需品 6.13% 金融 8.32% テクノロジー 7.50%
一般消費財・サービス 5.29% 資本財・サービス 3.30% 公共事業 7.10%
情報技術 3.25% 素材 2.30% 通信サービス 5.10%
コミュニケーション・サービス 3.02% 一般消費財・サービス 0.65% 素材 2.30%
資本財・サービス 1.27% キャッシュ・デリバティブ等 0.29%
2023年11月2日現在 2023年11月2日現在 2023年9月30日現在

文字・数字ばかりで申し訳ありませんが、

横にして比べてみるとこで、投資先が異なっていることが分かりますね!

次に、各ETFごとのメリット・デメリットについて紹介します!

SPYD

正式名称:SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

S&P500から配当利回りの高い78銘柄を取り入れた商品です。

メリット

1株5,200円で購入できて、直近の配当利回りは5.21%

「VYM」「HDV」と比べて1/3のコストで購入できることが魅力です。

「いきなり1万以上の株を買うのはちょっと、、」という方でも少額投資から始めて、

「株価の値動きを知る」ということからもオススメのETFです。

デメリット

業種別構成比率を改めて見ていただくと分かりますが、

金融・不動産だけで43%近くを占めています。

「それがどうしたの?」と思われるかもしれませんが、

景気によって業績が左右されやすい「景気敏感株」と呼ばれるものです。

株の暴落が起きた時に、配当金の減配・無配リスクがあるため

この点は、よく理解しておきましょう!

HDV

正式名称:iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF

財政状態の健全性を重視した75銘柄」という特徴を持っています。

むやみやたらに、配当金を出すのではなく財務管理がしっかりしている上での配当なので

企業が傾きにくいというメリットがありますね!

メリット

「エネルギー」「ヘルスケア」「生活必需品」

これらで過半数以上を占めています!

「また、景気敏感株とか言い出すんだろ〜?」と思われている方!

惜しい!でもナイス着眼点!

これらは 「ディフェンシブ株」と呼ばれています!

景気敏感株の逆で、景気によって業績が左右されにくい安定した業種です!

また、リバランスを年4回行うことで、より正確に比率を整えてくれますね!

デメリット

「SPYD」に比べて、手が出しづらい価格ではありますね。

一株14,500円以上するので、ポンポン買える値段ではないかもしれませんが

SPYDで攻めて、HDVで安定の土台を作る」などして組み合わせると良いですね!

奇数月は「SPYDを3株」偶数月は「HDVを1株」とバランスよく購入するのもアリ!

VYM

正式名称:バンガード・米国高配当株式ETF

メリット

なんと言っても、分散力に優れています!(453銘柄

配当利回りは、3.40%と「SPYD」「HDV」に比べて見劣りしますが

構成比率を見ていただくと「景気敏感株」「ディフェンシブ株」ともに30%以上占めています!

バランス力に優れ、かつ配当利回りも3%以上なので非常に安定性があります!

デメリット

一株15,500円なので、「HDV」同様に「よし買うぞ〜!」の値段ではないですね。

配当利回りが高いと、より魅力的に見えますが「何に投資しているのか?」

「暴落が来てもカバーし合えるのか?」と中身を知ることも大切です。

「453銘柄に15,000円で投資できる」と考えたら、お値打ちに感じるかも?

453銘柄を個別株で1つずつ買おうと思うと、この値段では不可能です。

※米国ETFは二重課税の対象となる

ご紹介した3つともに共通して言えることです。

 

二重課税とは、アメリカで10%の課税がされた後に日本で20.315%の課税を受けます。

例えば、米国ETFに投資しており配当金100ドル(税引前)貰えたとします。

ここから10%米国の課税対象となり90ドルになりました。

その後、日本で20.315%の課税が待っており、90ドルだった配当金が

71.7165ドルに変わって配当金を受け取ります。

 

※確定申告時、こういった二重課税を調整するため米国に課税された10%のうち

一部または全てを所得税から差し引くことができます。

このことを外国税額控除と呼びます!

さいごに

3つともに強み・弱みがあり「どれを買うのが正解?」と聞きたくなりますが

1つの商品だけを見るのではなく、業種を偏らせないためにも分散させることが大事です!

「それぞれ○株ずつ買う!」ではなく、毎月の余剰資金で購入すると良いでしょう!

例えば「3万円を毎月順番に投資していく」と決めれば買いすぎることを防ぎ、

生活費まで投資に回さずに済みます!

 

※初めて投資をする方は「SPYD」をオススメします。

「ETF」の特徴として、リアルタイムで株価が変動し続けます。

「昨日プラスだったのに、今日マイナスじゃん!」ということは日常茶飯事です。

なので、最初から高い商品を購入してしまうと感情ジェットコースターになります。

「こうゆうもんなんだ!」と割り切って慣れるしかない!

PKも始めたて3ヶ月は、毎日隙あらば株のチェックをして「上がった!下がった!」と

変えられないことにソワソワしていました。

最初は、誰もが通る道だと思うので少額投資からがオススメです!

慣れたら奮発して「HDV」「VYM」にも挑戦してみましょう!

それでは!

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