はい!PKです!
ETFを記事にして「どれも良いところがあるな〜」と感じております。
「VT」は、以前に投資信託をご紹介いたしました!
今回は「ETF」としてのVTをご説明したいと思います!
「始めてみたいけど、結局なにが正解か分からないよー!」という方に
是非、知っていただきたい「ETF」です!
参ります!
VTの基本情報
2023年10月28日現在
正式名称 | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF |
運用会社 | バンガード社 |
ベンチマーク指数 | FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス |
経費率 | 0.07% |
市場価格 | $89 |
銘柄数 | 9705 |
直近配当利回り | 1.82% |
配当頻度 | 四半期ごと(3月 6月 9月 12月) |
ベンチマークは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスしています!
「おいおいPKと、ベンチマークってなんなんだ!」となる方に!
引用元:SMBC日興証券
そして、VTが基準としている「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」の内容!
2023年9月29日現在
構成銘柄数 | 10,100 |
大企業 | 2,000 |
中企業 | 2,291 |
小企業 | 5,809 |
45ヶ国以上の先進国・新興国の大企業から小企業までに投資をする指数です!
VTは、このベンチマークを目標とした動きをしています!
国別構成比率
2023年9月30日現在
国名 | 比率 |
アメリカ | 60.70% |
日本 | 6.30% |
イギリス | 3.90% |
中国 | 3.20% |
カナダ | 2.80% |
フランス | 2.60% |
スイス | 2.20% |
インド | 2.00% |
オーストラリア | 1.90% |
ドイツ | 1.90% |
台湾 | 1.80% |
韓国 | 1.40% |
オランダ | 1.00% |
デンマーク | 0.70% |
スウェーデン | 0.80% |
ブラジル | 0.60% |
イタリア | 0.70% |
香港 | 0.60% |
スペイン | 0.60% |
サウジアラビア | 0.40% |
シンガポール | 0.30% |
南アフリカ | 0.30% |
ベルギー | 0.30% |
フィンランド | 0.30% |
インドネシア | 0.20% |
メキシコ | 0.30% |
ノルウェー | 0.20% |
タイ | 0.30% |
イスラエル | 0.20% |
マレーシア | 0.20% |
トルコ | 0.10% |
アラブ首長国連邦 | 0.20% |
オーストリア | 0.10% |
チリ | 0.10% |
ギリシャ | 0.10% |
アイルランド | 0.10% |
クウェート | 0.10% |
ニュージーランド | 0.10% |
フィリピン | 0.10% |
ポーランド | 0.10% |
ポルトガル | 0.10% |
カタール | 0.10% |
時価総額加重平均型株価指数を採用しているため、60%がアメリカへの投資になります!
こちらは「大型株など世界に影響を与えている企業には多く投資し、最近できたスタートアップ企業には小さく投資する」という計算方式です!
「PKモータース」と「トヨタ自動車」が銘柄に入っていたら、
当然、歴史もあって規模も知名度もある「トヨタ自動車」へ多く投資しますよね!
アメリカは、そういった影響力のある企業が他国より多いため、必然的に比率が高くなっています!
VTに投資するメリット
圧倒的な銘柄数
言わずもがなですが「改めて分散が効いているなあ、、」と感じています。
「VTI」のように、アメリカのみに4,000銘柄ではなく、世界に9,000銘柄以上ですからね。
9,000銘柄を個別に買おうと思ったら資金がいくら必要かわかりません。
しかし「VT」は、1株13,000円くらいで購入することができます!(2023年10月28日現在)
長期投資に優しい経費率
仮に100万円投資していたとして、年間の管理費用は700円です。
1日の管理費用は1.9円となります。
「手数料が高いと、良いサービスを受けられる!」と思ってしまいがちですが
投資においては、手数料は低い方が良い場合が多いです!
この経費率で、四半期に一度銘柄をリバランスしてくれるんです。
9,000銘柄もあるのに、経費率が0.07%です。
配当金をもらえる
世界に分散投資ししているだけではなく、
四半期に1度、配当金がもらえるのは嬉しいですよね!
配当月:3月 6月 9月 12月
キャピタルゲインが狙える
2008年の6月にリリースされた「VT」当初は、1株50ドルほどで購入することができました。
現在、1株89ドルと株価が1.78倍上昇しております。
2021年には、1株109ドルを記録しており2倍以上に価値が上がっていました。
配当金がもらえ、世界に投資して、売却も考えられる。という
なかなか良い投資商品ではないかと思います。
VTに投資するデメリット
全世界とはいえ、6割は米国
時価総額加重平均株価指数によるものなので、どうしても米国比率が多くなります。
GAFAM等の大企業に投資して、恩恵を受けられる一方で政治等の問題が起きた時に
米国の景気が悪化してしまえば、当然VTも影響を受けてしまいます。
全ての国の成長性が良いわけではない
アメリカのように、全ての国が著しい成長をしているわけではないです。
例えば日本は、1990年ごろから30年以上横ばいに推移しています。
VTは、先述でもお伝えしたとおりリリース時から、株価が2倍近くに上がっています。
二重課税の対象となる
米国ETFに投資すると、必ず避けて通れないものですね。
100ドル受け取ったら、そこからまず10%が米国の課税対象となります。
そして、残りの90ドルが受け取れると思ったら今度は日本で20.315%の課税を受けます。
最終的に受け取れる金額は71.7165ドルです。
米国で課税された10%は、一部または全てを確定申告にて取り戻すことが可能です。
取り戻した額は、所得税から差っ引いてくれる仕組みとなってます!
このことを「外国税額控除」というので覚えておきましょう!
さいごに
配当金だけでなくキャピタルゲインも狙えます!
売却してしまうと、お金のなる木を売ってしまうことになるので
「ずっと配当金が欲しい!」という方は、ひたすらに積み立てて
配当金も再投資する資金にして、段々と配当金を増やしていくと良いですね!
それでは!