米国株ETFの「VOO」ってなに?S&P500に投資したい方オススメの商品!

Blog

はい!PKです!

米国株ETFに興味を持ち始めると「VGT」や「QQQ」など

いろんな投資商品を耳にするかと思います!

その中でも今回は、「VOO」についてご説明したいと思います!

「始めたいけど、どれ選んだらいいか分からない!」という方に

少しでも参考になればいいなと思います!

過去に紹介した米国株ETFと比較してみてはいかがでしょうか。

高配当の米国ETF「SPYD」ってなに?

米国高配当株ETFの「HDV」ってなに?

米国高配当株ETF「VYM」ってどうなの?

参ります!

VOOの基本情報

正式名称 バンガード・S&P500 ETF
運用会社 バンガード社
株価指数 S&P500種指数
経費率 0.03%
銘柄数 505
市場価格 $378
直近の配当利回り 1.56%
配当頻度 4半期(3月 6月 9月 12月)

S&P500は、米国市場時価総額の80%を網羅しています!

そして、なんと言っても低すぎる経費率

これまで紹介した「米国株ETF」も十分に低いですが圧倒的ですね。

「あれれ?S&P500なのに、なんで銘柄数505なの?」と思われた方いると思います。

こちらは、一部の会社が株を複数発行しているためです!

例えば、Googleの親会社であるAlphabet社の「クラスA」「クラスC」がS&P500に入っています!

※「クラスB」は未上場です。

セクター(構成別業種)

2023年9月30日時点

情報技術(IT) 27.50%
ヘルスケア 13.40%
金融 12.70%
一般消費財 10.70%
通信サービス 8.90%
資本財 8.30%
生活必需品 6.60%
エネルギー 4.70%
素材 2.40%
不動産 2.40%
公共事業 2.40%

 

やはり、GAFAMを筆頭に情報技術が圧倒的な構成比率ですね。

GAFAMとは、

G Google(Alphabet)
A Apple
F Facebook(Meta)
A Amazon
M Microsoft

以上、上記のテクノロジーに関して、莫大な影響力を持った5社を指しています。

上位10銘柄には、イーロンマスクがCEOを務めている「Tesla(テスラ)」も入っています!

VOOのメリット

なんと言っても経費率!

管理費用が低いのは、投資家にとって非常にありがたいですね!

また、500社へ分散投資されており、暴落によるリスク回避もできています。

長期的に保有した方が良い

2010年9月から「VOO」はリリースしました。

当初、1株あたり100ドルでした。

2023年10月になった現在1株378ドルとなっています!

13年で3.78倍の利益が出ているので、売却益を狙いたい方にはオススメです!

最大で1株436ドルの時もあったので、キャピタルゲインが狙えて非常に魅了的ですね!

配当金がもらえる

成長産業なので、株価が上がる可能性を秘めているだけでなく

配当金までもらえるなんて一石二鳥ですね!

また、リバランスという銘柄調整が4半期に1度行われるので、

業績が悪化した会社が残り続けることなく、成長している会社だけが残るように

循環されるのも良いですよね!

個別株と違い、自分でやらなくても良いので手間が省けます!

VOOのデメリット

続いては、デメリットの説明をいたします!

「お!結構良い感じの米国ETF紹介してくれたな!」と思っていただければ幸いですが、

やはり良いことばかりではなく必ずデメリットもありますので

よく考えた上で購入を検討しましょう!

少額投資ができない

まず、一株買うのに56,000円かかります。(2023年10月26日現在)

PKは「高い!高すぎるよ!」と率直に思います。

キャピタルゲインが狙えるのは魅力的ですが、

ここまでの価格なら「SPYD」「HDV」「VYM」に、

1株ずつ投資することも手段の一つなのかなと思えてきます!

小規模から爆発的に大きくなった会社の恩恵が受けにくい

米国市場に影響を与えてる500社が選ばれているため、大企業ばかりなのは必然です。

「でかい会社ばっかなら安全で良くない?」と思うかもしれません。

間違ってはいないのですが、正解とも言い難いです!

1株500円だったのに、事業が成功して会社の価値が上がり

1株5,000円となった場合、元々持っていた500円の株は10倍まで価値が上がります。

500社に選ばれるまで投資されないので、そういったチャンスも漏れてしまいます。

VTI」のような大企業から小企業まで約4,000銘柄に投資する商品であれば

米国全体をカバーしているので取りこぼす可能性は低いです!

分配金での再投資が難しい

投資信託では、再投資することで複利の恩恵を受けられ雪だるま式に大きくできます。

ETFは複利で得た分配金を自動で再投資しないため、毎回自分で購入しなければなりません。

「VOO」は、配当利回りが1.56%と決して高いとは言えない数字です。

1株分の配当金が得られれば、投資にすぐ回せますが

50,000円以上を配当金としてもらうには利回りが寂しく、そもそもの購入価格が高いです。

米国ETFは二重課税の対象となる

二重課税とは、アメリカで10%の課税がされた後に日本で20.315%の課税を受けます。

例えば、米国ETFに投資しており配当金100ドル(税引前)貰えたとします。

ここから10%米国の課税対象となり90ドルになりました。

その後、日本で20.315%の課税が待っており、90ドルだった配当金が

71.7165ドルに変わって配当金を受け取ります。

 

※確定申告時、こういった二重課税を調整するため米国に課税された10%のうち

一部または全てを所得税から差し引くことができます。

このことを外国税額控除と呼びます!

さいごに

「S&P500のETFは魅力的だね!」

「なかなかの価格だから、最初はSPYDから、、」

「銘柄数505は、少ないからVTIにしようかな!」

さまざまな感想があるかと思います!

それぞれの特色があるので、自分に合ったものを選びましょう!

それでは!

タイトルとURLをコピーしました